卵子ドナーとは

卵子ドナーとは、卵子提供プログラムにおいての卵子提供者のことを言います。

卵子提供プログラムは、病気や高齢のため妊娠をするための卵子を作ることができない又は他の理由で卵子提供を必要としているご夫婦に、卵子を提供し体外受精させるプログラムのことです。

この卵子提供プログラムは、体外受精(IVF)と言われる不妊治療の一つで、卵子ドナー(卵子提供者)から卵子を採取し、採卵した卵子をラボで精子と受精させ受精卵を作り、レシピエント(卵子受領者)の子宮内に移植し妊娠を試みる最先端不妊治療です。

 

卵子ドナーの安全管理

卵子ドナーには、体外受精プロセスの中で卵子の採取の部分を、ご夫婦の女性に代わり受けて頂きます。

採卵に至るまでには、排卵を誘発する為のホルモン剤が投与され、採卵時には麻酔を使用するなどの医療行為を含みます。個人差はありますが、稀にホルモン剤の投薬により、一時的に気分がすぐれないとか生理痛に似た症状が出るなどの副作用がでる方もおります。しかし長期間にわたるリスクはないと、専門医による報告がされています。

また日本国内の医療機関での検診・問診、現地で担当する専門医による施術前検診・問診などにより、安全には万全の処置がとられますのでご安心下さい。

 

ドナーボランティア応募の条件

以下の条件を満たしている事

 1、日本国籍で短期間(1~3週間)海外滞在が可能な方

 2、20~30歳ぐらいまでの健康な方

 3、喫煙されない方

 4、性病を含む感染症や遺伝性疾患を持たない方

 5、責任感の強い方

 

 *書類による事前審査および面談をさせて頂き、ボランティアへ登録して頂きます。

  卵子提供のプロセスでは、数回の身体検査を受けて頂き、医師からの診断により、

  やむを得ずお断りすることもあります。

  また過去に妊娠、出産された方は歓迎致します。

 

謝礼金について

謝礼金は、40万円~です。

ドナーに支払われる謝礼金は、ボランティアプログラムにご参加頂いた時間や労力への

協力費という意味と依頼されたご夫婦からの感謝の気持ちです。

採卵に至った場合、卵子の数やレシピエントが妊娠したかどうかに関わらず、謝礼金を

お支払い致します。

またこのボランティアに必要な交通費、宿泊代、海外渡航費、傷害保険等の諸経費は、

別途お支払致しますので、個人での負担はございません。

詳細は担当者がご説明致します。

 

ドナーボランティアのプロセス

1、 ボランティアの仮登録

    当サイトまたはメールで登録

2、 ボランティアの内容説明および面談、その後正式登録

    電話またはお目にかかり詳細説明、書類記入、身分証明等のコピーを提出     

3、 正式登録後の待機期間(1~3ヶ月)

    選ばれるまでには、通常1カ月前後

4、 ご夫婦より卵子ドナーの正式依頼   

5、 契約書の締結

    契約書への署名捺印、プロセスの確認、スケジュールの調整、渡航の準備

6、 国内医療機関での事前健康診断

    婦人科検診、血液検査等

7、 排卵期間を調整し海外へ渡航(現地滞在は1~3週間)

    月経サイクルを調整し、それに合わせ渡航(東南アジアまたは東欧へ)

8、 現地の病院にて健康診断、専門医による詳細説明・問診

    専門医よりメディカルリスク、投与する薬の説明、採卵適応のチェック

9、 排卵誘発のためのホルモン剤投与(国内で行う場合もあり)

    数回の通院を行い、採卵に向けてのチェック、体調確認    

10、卵子の成長に合わせ採卵

    採卵は麻酔をして行い、30分程度で終了

11、体調回復の確認のため専門医による検診・問診

12、帰国

13、謝礼金の受け取り

 

 *海外滞在中は、2日に一度の通院以外はフリータイムになります。

  観光、食べ歩き、お買い物等で海外での時間をご自由にお楽しみ下さい。

  現地では、日本人スタッフがサポートしますのでご安心下さい。  

 

 仮登録およびお問い合わせ先: info@angelbk.org

 

 お気軽にお問い合わせ下さい。

卵子ドナーにご協力を
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